遠山向人HCのコメント

ホーム開幕節に、昨日今日とたくさんのファンの皆さんに足を運んでいただいて、本当に感謝している。
また、バスケットLIVEやテレビ中継等で応援していただいた熊本の皆さんにも、心から感謝している。
そういう中で、勝利という結果に結びつけることができず、非常に悔しい。
なかなか開幕してから結果が出ていない状態だが、まずは次節、水曜日のゲームで勝利を目指す。
そしてまた来週ホームに帰ってくるので、今回のゲームよりも成長した姿、勝利する姿をファンの皆さんに届けることができればと思っている。

昨日はディフェンスの強度や、プランが遂行できていなかった部分があったので、特にピックアンドロールやヘルプサイドのディフェンスをもう一度確認して、そこの修正を伝えた。
オフェンスは、昨日からオープンショットを多く作れていたので、引き続きそれを狙うことと、特に前半にチームとしてプレーできていなかった部分、チームの動き方を確認した。

前半は良くない内容で入ってしまった。遂行力の部分もだが、選手たちを強度の低い状態でゲームに入らせてしまったこと、それを高めてあげれなかったというところを非常に後悔している。
ゲーム序盤からチームが崩れていくのを、なかなか早くストップできなかったというところも非常に悔やまれるゲームだった。

3Qはそこから選手たちがよく持ち直してくれて、ディフェンスの強度や、チームとして狙いたいショットがうまく表現できた。
基本的に、今日も3Qにゲームプランを変えたわけじゃない。
まずは練習してきたこと、ゲームプランをコート上で遂行しなければいけない。
磯野選手のディフェンスなどを中心に、チームとしてアグレッシブに表現してくれたと思っている。
ただ、そういった良い時間帯がすごく短かったので、40分間続けられるようにしなければいけない。

(開幕からシュートの決定率が低い課題について)
シュートが入っていれば勝ったのではないか、というゲームもあるかもしれないが、その部分は選手一人一人が責任と自覚を持って取り組んでほしいという部分がある。
僕としては、シュートが入らなくても試合に勝たなければいけないので、しっかりと勝って仕組みだったり、そういうディフェンスを構築しなきゃいけないと思っている。
統計を見ても、相手より厳しいショットは少なく、オープンショットは作れている。うまくいっている部分、オープンが作れているという部分は続けていきたい。
ただ、チームとしての課題は浮き彫りになっているので、それをできる限り早く解決していかなければいけない。

(ターンオーバーが増えていることについて)
質の悪いターンオーバーや、プレーが雑になる時間帯が多いのは良くない。相手の強度によって起こるターンオーバーもあるので、練習のところからそこは意識していかなければいけない。
ただ今日に関して言えば、僕らが20ターンオーバーしたのに対し信州さんも16しており、オフェンスリバウンドはこちらが多かった。ポゼッション(攻撃回数)で大きく劣勢になっているわけではない。
自分たちのミスを減らすことが重要なのはもちろん、ポゼッション数で劣勢でないのに何が足りないのか、という部分も考えていかなければいけない。

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グレゴリー・エチェニケ選手のコメント

特に後半は、全力でカムバックしようとしたが、どうしても前半でついた点数差を覆すことが出来なかった。

私たち選手も、はっきりと「100%これが敗因だ」とは言えない感じている。
日々色々な部分を改善しようとしているが、バスケットは簡単でありながら、気持ちだったり、技術の部分だったり、すごく複雑なスポーツでもあると思う。

シーズン開幕して4試合目でまだ時間があると思う部分もあるが、なるべく早く修正していかなければならない。私たちの中でも、原因となっている部分を探し出して、少しでも改善できるようにしないといけない。

(ハーフタイムで確認したことについて)
試合前から話していた内容を再確認した。バスケは流れのスポーツだとよく言うが、後半の特に3Qでは流れがこっちの方に来ていた。
前半でしていなかったことをしていたわけでもなく、そこまで変更はなかったと思う。
ただ、私たちが流れをつかめていた。

バスケットはうまくいく時と、いかない時がある。アップとダウンがあるスポーツだが、気持ちの部分がすごく大きい。
気持ちが変わると、その流れが変わることもあると思っている。
流れがこっちに来たときには、きちんとボールが回ってくることに備えられていたので、スコアをすることが出来た。
ただ、チーム全体でまだ一貫性が欠けている。
それが一つの課題だと思っているので、40分間一貫性を持ってプレーするための準備が必要だ。

(山形戦へ向けての意気込み)
私はいつもチームメイトに「悲しんでいる時間はない」と言っている。
Bリーグはシーズンが長いし、次の試合がすぐに来る。特に次は水曜日に試合があり、週末も試合がある。
本当に頭を下げている時間はない。

次は山形と戦うが、信州とは全く違うチームなので、コーチが考えているゲームプランに沿って戦わないといけない。
次は勝つしかないと、強く思っている。

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山本翔太選手のコメント

試合の出だしから自分たちのミスで信州さんが得意のトランジションに持ち込まれ、10点差以上離れる難しいゲーム展開を作ったのは自分たちのせいだと思っている。
次は水曜日に試合があるので、そこを意識して、今日の3Qのディフェンスをスタンダードにできるよう、チームとして頑張っていけたらいいなと思う。

(ホーム開幕戦2連敗について)
信州さんの方が40分間やるべきことにフォーカスしてやれていた。自分たちはやらなきゃいけないことをやらずに相手にやらせてしまう、そういうところがあったので、ホームで2連敗してしまったのかなと思う。

悔しいが下を向いているのではなく、次の試合に向けて気持ちを切り替えていきたい。
B1だったり、強いチームに行けば行くほど、一つのミスが命取りになると思うので、自分たちも全員がコミュニケーションをとって、40分間遂行できるようにならないといけない。

信州さんがガードやビッグマンに激しくディフェンスをしてきて、自分たちがもらいたい位置でボールをもらえなかった。
自分たちからミスをしてしまった部分もあったので、もっと攻める気があれば怖がらずにやれたのかなと思う。
次の試合では、もっとアグレッシブに全員がプレー出来たらいいなと思う。

(信州のシュート確率が高かったことについて)
自分たちがいいディフェンスができているときに決められてしまった。
ああいうシュートが入った時は仕方ないと自分では思っている。
変に深く落ち込むのではなく、次に切り替えて自分たちも決め返せばいい。


(次の山形戦に向けて)
次は水曜ゲームの山形。地元でもあるので、そこは絶対に負けないように頑張りたい。
今日の3Qでのディフェンスを1Qからスタートの5人がやって、出だしから自分たちの流れに持っていけるように頑張りたい。

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