昨日よりは良いゲームだった。 昨日の改善点に選手たちは必死に取り組んでくれたし、失点こそ昨日と大差ないが、ディフェンスの強度が上がった部分もあり、よくトライしてくれたと思う。 4Qの終盤にモーメンタムを持ってくることができず悔しい敗戦となったが、チームとしてステップアップできる部分がたくさんあった。 次につながる価値のある内容だったと思っている。 こういう時こそ、一人ひとりが丁寧に、チームとして一致団結して戦っていきたい。 昨日のディフェンスは非常にソフトで、特にピックアップポイントが低く、相手に好きなようにパスを回され、動かれてしまったのでそこを修正した。 また、23番チャイルズ選手にトランジションからイージースコアを許していたため、ディフェンスの確認をメインに行った。 ディフェンスリバウンドとトランジションディフェンスの改善を最優先した。 今日は、相手のトランジションに対し、一人一人が難しい選択をすることが多かった。 相手は我々にタフショットを打たせ、そこからファストブレイクを狙っていたが、こちらは意図したプレーができず、個のオフェンスで難しいシュートに終わり、相手が走りやすい終わり方が多かったので、「プランにない個人プレーはやめよう。今朝のミーティングで確認したプランを遂行しよう」と伝えた。 また、相手とは速さの質が違うため、速さよりも質の高いオフェンスを目指そうと話した。 4Qはプレータイムの長かった石川選手を下げ、長島選手を入れるなどフレッシュな顔ぶれにした。 澤邉選手がディフェンスでトーンセットし、自分たちのディフェンスのリズムにしていこうと話した。 (寺園選手への守備と終盤の攻防について) プランを遂行できた場面もあれば、逆に注意していたことをやられてしまった場面もあった。 特に4Qは色々な選手が寺園選手に対応したが、そこでビッグショットを決められてしまった。 これは誰の責任というよりも、クラッチタイムである4Qにチーム全員がより集中しなければならなかった。 神戸のような強いチームからパンチを受けたことで、選手たちはより学び、ステップアップしていけるはずだ。 今日は誰か一人の失敗で負けたわけではない。終盤、良いオフェンスをしても得点につながらなかった時間帯に、ディフェンスでミスがあった。 勝てるチャンスはあったので、この悔しい敗戦を次につなげたい。 (年内最後のホームゲームについて) 応援していただいている方々には(勝利できなくて)本当に申し訳ない。 我々は本来ホームでの勝率が高く、一昨年はホーム15連勝を記録した。チームとVoltersRedが一体となり、巻き起こるエネルギーで勝つのが最大の良さであり、熊本がヴォルターズを通じて作っていきたい姿だと思う。 2025年最後のホームゲームを、熱狂の渦の中で勝利して終わりたい、2026年に弾みをつけたいという気持ちで臨んだ。 選手も同じ思いで戦ってくれただけに、その姿を見せられず非常に悔しい。 しかし、諦めることは絶対にない。 苦しい時こそVoltersRedとチームが一つになり、2026年はより一丸となって勝利を積み重ねていきたい。
昨日だらしないゲームをした後の今日の試合だったが、福島戦の時もそうだが、一戦目から今日のようなゲームをやらなければならない。 個人的には「勝てたゲーム」だと思っているので、反省すべき点は多い。 出場時間の長短に関わらず、一つひとつのプレーに責任を持つべき。 ただ、西地区1位の神戸に勝てるチャンスがあったことは一つの収穫なので、これを前向きに捉え、次の強敵・信州戦に向かっていきたい。 攻守両面に理由がある。まずは決めるべきシュートを決めていないこと。 各々が責任を持たなければならない。 ディフェンスに関しても、終盤に僕がリジェクト(逆を突かれること)を許し、他の選手もミスが続いてしまった。 これは誰か一人が悪いのではなく、全員で守るべきもので、ヘルプを含め、一つひとつの集中力が改善できれば勝てた試合だった。 神戸のヘッドコーチは僕と2年間共に戦った仲なので、僕が勝負どころでシュートを決めることを一番理解していて、僕からボールを離させる選択を取ってきた。 自分からボールを離された時に、次の選手がいかにクリエイトし、判断できるかが今後の課題だと思う。 (4Q終盤の攻防と寺園選手への対応について) 寺園選手のアタックや3Pについては、試合後のロッカールームでも話し合った。 彼は「ホット」な状態だったので、ヘッドコーチの指示とは別に、他の選手にプレーさせる選択肢も現場の判断としてあったと思う。 誰かが悪いのではなく、チームで守り、もっと早くボールを離させるべきだった。今後も起こり得ることだと自覚し、自分たちで消化していかなければならない。
開始からいい時間帯もあったが、点差をキープしないといけない時間帯でイージーなターンオーバーなどで点差を縮められクロスゲームになった中、最後に守備でのミスがこのゲームを分けたと思う。 チャイルズ選手には、昨日特にトランジションでやられていたので、そこをしっかり消すことを意識して臨んだ。 早めにチャイルズ選手をピックアップして、フロントコートに入るまでに不快にさせることをやった結果は出たが、その分、寺園選手やアルキンズ選手に点数を取られたのでもったいない。 寺園選手には簡単にシュートを打たれてしまった。いかに乗らせないかというのが必要になるし、最後にドライブで2本レイアップに行かれたところは、僕もレイアップに行かれたので、チームどうこうではなく、マッチアップしている選手個人の責任だと思っている。 何が何でもプライドさせないようにしなければいけなかった。 オフェンスでは、昨日と比較するとちゃんとボールムーブができて、チームでのオープンショットが少しずつ出てきていると思う。 まだまだタフショットを選択してしまうケースが、個人の感覚としては多いのかなと思うので、いかに減らしていけるかが大事。 そうするとより自分たちが次に守りやすくもなるし、プラスの効果があると思う。そこをチームとしてどう改善していくかが必要だと思う。 今日みたいに接戦を落とした試合では、ロッカールームで沈黙が続きやすいが、今日はもっとこうした方が良かったんじゃないかとか、次もっとこうしていかないといけないなどの話を各々が体に話すことができているので、そこはチームとしていいことだと思う。 負けた試合をしっかり糧にして、次週の信州戦にぶつけたい。 (2025年を振り返って) 個人としては、まだまだやるべきことがあるし、ディフェンスでもオフェンスでもまだまだ貢献しないといけないと感じている。 チームとしては、昨シーズン、プレーオフでアルティーリ千葉に負けて、継続した選手が多い中スタートしたが、あの悔しさをしっかりともう一回思い出さないといけない。 チームとしてステップアップして、来週の信州さんには開幕戦で連敗しているので、何がなんでも、勝ちたい。
遠山向人HCのコメント
昨日よりは良いゲームだった。
昨日の改善点に選手たちは必死に取り組んでくれたし、失点こそ昨日と大差ないが、ディフェンスの強度が上がった部分もあり、よくトライしてくれたと思う。
4Qの終盤にモーメンタムを持ってくることができず悔しい敗戦となったが、チームとしてステップアップできる部分がたくさんあった。
次につながる価値のある内容だったと思っている。
こういう時こそ、一人ひとりが丁寧に、チームとして一致団結して戦っていきたい。
昨日のディフェンスは非常にソフトで、特にピックアップポイントが低く、相手に好きなようにパスを回され、動かれてしまったのでそこを修正した。
また、23番チャイルズ選手にトランジションからイージースコアを許していたため、ディフェンスの確認をメインに行った。
ディフェンスリバウンドとトランジションディフェンスの改善を最優先した。
今日は、相手のトランジションに対し、一人一人が難しい選択をすることが多かった。
相手は我々にタフショットを打たせ、そこからファストブレイクを狙っていたが、こちらは意図したプレーができず、個のオフェンスで難しいシュートに終わり、相手が走りやすい終わり方が多かったので、「プランにない個人プレーはやめよう。今朝のミーティングで確認したプランを遂行しよう」と伝えた。
また、相手とは速さの質が違うため、速さよりも質の高いオフェンスを目指そうと話した。
4Qはプレータイムの長かった石川選手を下げ、長島選手を入れるなどフレッシュな顔ぶれにした。
澤邉選手がディフェンスでトーンセットし、自分たちのディフェンスのリズムにしていこうと話した。
(寺園選手への守備と終盤の攻防について)
プランを遂行できた場面もあれば、逆に注意していたことをやられてしまった場面もあった。
特に4Qは色々な選手が寺園選手に対応したが、そこでビッグショットを決められてしまった。
これは誰の責任というよりも、クラッチタイムである4Qにチーム全員がより集中しなければならなかった。
神戸のような強いチームからパンチを受けたことで、選手たちはより学び、ステップアップしていけるはずだ。
今日は誰か一人の失敗で負けたわけではない。終盤、良いオフェンスをしても得点につながらなかった時間帯に、ディフェンスでミスがあった。
勝てるチャンスはあったので、この悔しい敗戦を次につなげたい。
(年内最後のホームゲームについて)
応援していただいている方々には(勝利できなくて)本当に申し訳ない。
我々は本来ホームでの勝率が高く、一昨年はホーム15連勝を記録した。チームとVoltersRedが一体となり、巻き起こるエネルギーで勝つのが最大の良さであり、熊本がヴォルターズを通じて作っていきたい姿だと思う。
2025年最後のホームゲームを、熱狂の渦の中で勝利して終わりたい、2026年に弾みをつけたいという気持ちで臨んだ。
選手も同じ思いで戦ってくれただけに、その姿を見せられず非常に悔しい。
しかし、諦めることは絶対にない。
苦しい時こそVoltersRedとチームが一つになり、2026年はより一丸となって勝利を積み重ねていきたい。
石川海斗選手のコメント
昨日だらしないゲームをした後の今日の試合だったが、福島戦の時もそうだが、一戦目から今日のようなゲームをやらなければならない。
個人的には「勝てたゲーム」だと思っているので、反省すべき点は多い。
出場時間の長短に関わらず、一つひとつのプレーに責任を持つべき。
ただ、西地区1位の神戸に勝てるチャンスがあったことは一つの収穫なので、これを前向きに捉え、次の強敵・信州戦に向かっていきたい。
攻守両面に理由がある。まずは決めるべきシュートを決めていないこと。
各々が責任を持たなければならない。 ディフェンスに関しても、終盤に僕がリジェクト(逆を突かれること)を許し、他の選手もミスが続いてしまった。
これは誰か一人が悪いのではなく、全員で守るべきもので、ヘルプを含め、一つひとつの集中力が改善できれば勝てた試合だった。
神戸のヘッドコーチは僕と2年間共に戦った仲なので、僕が勝負どころでシュートを決めることを一番理解していて、僕からボールを離させる選択を取ってきた。
自分からボールを離された時に、次の選手がいかにクリエイトし、判断できるかが今後の課題だと思う。
(4Q終盤の攻防と寺園選手への対応について)
寺園選手のアタックや3Pについては、試合後のロッカールームでも話し合った。
彼は「ホット」な状態だったので、ヘッドコーチの指示とは別に、他の選手にプレーさせる選択肢も現場の判断としてあったと思う。
誰かが悪いのではなく、チームで守り、もっと早くボールを離させるべきだった。今後も起こり得ることだと自覚し、自分たちで消化していかなければならない。
磯野寛晃選手のコメント
開始からいい時間帯もあったが、点差をキープしないといけない時間帯でイージーなターンオーバーなどで点差を縮められクロスゲームになった中、最後に守備でのミスがこのゲームを分けたと思う。
チャイルズ選手には、昨日特にトランジションでやられていたので、そこをしっかり消すことを意識して臨んだ。
早めにチャイルズ選手をピックアップして、フロントコートに入るまでに不快にさせることをやった結果は出たが、その分、寺園選手やアルキンズ選手に点数を取られたのでもったいない。
寺園選手には簡単にシュートを打たれてしまった。いかに乗らせないかというのが必要になるし、最後にドライブで2本レイアップに行かれたところは、僕もレイアップに行かれたので、チームどうこうではなく、マッチアップしている選手個人の責任だと思っている。
何が何でもプライドさせないようにしなければいけなかった。
オフェンスでは、昨日と比較するとちゃんとボールムーブができて、チームでのオープンショットが少しずつ出てきていると思う。
まだまだタフショットを選択してしまうケースが、個人の感覚としては多いのかなと思うので、いかに減らしていけるかが大事。
そうするとより自分たちが次に守りやすくもなるし、プラスの効果があると思う。そこをチームとしてどう改善していくかが必要だと思う。
今日みたいに接戦を落とした試合では、ロッカールームで沈黙が続きやすいが、今日はもっとこうした方が良かったんじゃないかとか、次もっとこうしていかないといけないなどの話を各々が体に話すことができているので、そこはチームとしていいことだと思う。
負けた試合をしっかり糧にして、次週の信州戦にぶつけたい。
(2025年を振り返って)
個人としては、まだまだやるべきことがあるし、ディフェンスでもオフェンスでもまだまだ貢献しないといけないと感じている。
チームとしては、昨シーズン、プレーオフでアルティーリ千葉に負けて、継続した選手が多い中スタートしたが、あの悔しさをしっかりともう一回思い出さないといけない。
チームとしてステップアップして、来週の信州さんには開幕戦で連敗しているので、何がなんでも、勝ちたい。