遠山向人HCのコメント

今日のゲームは、福岡さんに高い強度でバスケットをされてしまい、非常に難しいゲームとなってしまった。

今日のゲームの敗戦を受けて、プレーオフ進出が他力本願になってしまい、非常に厳しい状況だったが、プレーオフ進出を決めることができて、まず最初の目標をクリアできて、非常に嬉しく思っている。

今季は、1勝15敗の状態からスタートして、一番勝敗の差が開いた時が3勝19敗の状態だった。
ブースターの皆さんの中には、もしかしたら、プレーオフに行けるとは思っていなかった方もいるかもしれないが、今日プレーオフが決まったのは、そういう状況の中でも、決して諦めずに、チームや選手に大きな声援を送ってくれたVoltersRedの皆さんのおかげだと思っている。
あの成績から、プレーオフに進むというのは、僕も今まで経験がないし、今後も経験することはかなり難しい状況だと思う。
選手、そしてVoltersRedの皆さんは、本当になかなかのミラクルを起こしてくれたと思っている。

本当はもっとたくさんの試合に勝てればよかったが、チームは足りない部分はたくさんあるかもしれないが、自分たちのできるベストを尽くしてシーズンを走ってきてくれたと思っている。
今日のゲームはそのベストが届かなかったかもしれないが、常にそのベストを尽くそうとトライをしてくれた。
ミラクルを起こし、最初の目標を達成することができたので、まずはA千葉に勝てるように準備していきたい。

こんなシーズンでも諦めずに大きな声援をくれたVoltersRedをどうにかB1に連れていきたいと思っている。
そして、昨日今日と、素晴らしいゲームを福岡さんがしてくれたと思う。また福岡さんとプレーオフで戦えるように頑張りたい。

(シーズン途中でヘッドコーチになって気をつけたことは?)
チーム全体的のマネジメントやチームビルディングのところは、私に変わった時は、チームがバラバラな状態だったので、バスケットの戦術とか以外で、どういう部分が足りないのかで、何を意識してシーズンに進んでいかなきゃいけないのかを、話して、とにかく一丸さを持つことを強調して進んできた。

(プレーオフの必要になってくること)
一番重要なのは、ワンシーズンやってきたことを信じる事。
自分たちが成功してきたことを、高い強度で遂行することが大事。
プレーオフは独特の空気があるので、大変な事があっても一丸になれることが大切だと思う。

熊本は、チームとファンが一体となった時が一番強い。
プレーオフでもたくさん応援を送ってもらい、選手が調子に乗って、アグレッシブにやってくれたらと思う。
A千葉の特徴を消して、自分たちの強みを出したい。
まずは、コンディションを整えて、ベストパフォーマンスを出せることは大事。

長島蓮選手のコメント

勝ちたかった試合を逃してしまった。難しい試合をどうにかしようとしたが、なかなかうまくいかないことも多くて課題が多く残った試合だった。

(保坂選手に代わってのスタメンについて)
朝、保坂選手が出られないことがわかった。自分がケガをしたときにチームを支えてくれたメインの選手だったので、保坂選手のために頑張ろうと臨んだ。
スタートダッシュして、ゲームをコントロールしようとしたがうまくいかないことも多かった。
保坂選手に申し訳ないし、反省している。

オフェンスも外のシュートが入らず難しい展開になった。山本翔太選手に任せすぎた部分もあった。
福岡のような強い相手には日本人選手が得点していかないと勝てないと思っている。
もっと日本人選手がアグレッシブに攻めるべきだと思っている。

(プレーオフ進出について)
遠山HCが控室で言ったが、前半戦で苦しい中、みんながどうにか勝ち星をとろうと、プレーオフに出場するということを求めて取り組んできた。プレーオフ出場を勝ち取れたことはうれしい。
ヒロナカ前HCやクラーク選手などいろんな人に感謝を届けたいと思っている。

(昨季のプレーオフのリベンジ どんな気持ちで試合に臨むのか)
所属3年目だが、プレーオフ1回戦を突破出来ていないことが凄く毎シーズン悔しい気持ちで終わってきた。
まずはプレーオフ1回戦でA千葉さんと戦うということになったので、プレーオフ出場を掴んだ勢いにのっていけたらと思う。毎年A千葉には2連敗しているので1試合目に勝って勢いに乗りたい。

(福岡まで来てくれたブースターについて)
自分たちがプレーオフに出られたのはVoltersRedの力が大きいし、まるでホームかのような会場の雰囲気を作ってくれて本当にありがたいと思っている。
自分たちはまずはプレーオフで勝利するために準備をして、皆さんと1試合でも多く試合が出来るように一緒に戦っていきたいと思っている。

磯野寛晃選手のコメント

出だしから福岡にペースを握られて、昨日は抑えられたシューター陣を止めることが出来ずにこの結果になってしまった。

(レギュラーシーズンを振り返って)
シーズン序盤は、ケガ人であったり、体調不良者が増えたりと選手が揃わない状況で、勝ち星がとれない状況だった。
少しづつ噛み合ってきてここまで来れたというのは非常に良かった。
ただまだまだ突き詰めていかないといけないところが今日のゲームのようにあると思っている。

(プレーオフ進出が決まった瞬間について)
個人的には、今日勝てなかったので、今日が最後になる可能性があったので、正直シーズンを終わらせてしまったという気持ちになったいた。
巡ってきたチャンスは活かさないといけないし、まずは1回戦のA千葉戦にチーム全員で集中していければと思っている。

(ブースターへ)
本当に苦しい時期からずっと応援してもらった。
勝てない中でも、常にたくさんの声援をもらっていた。
昨日も今日も多くのブースターが会場に足を運んでくれて、とてもすごいボリュームで後押しをしてもらった。
その期待に応えられるように、何が何でも勝てるように頑張っていきたいと思う。

(プレーオフで勝ちあがるために必要なことは)
自分にとっては、今までやってきたことの積み重ねじゃないが、相手の得点源になる選手を抑えて、チームに良いエナジーを与えて勢いに乗らせるのが僕の仕事だと思っている。
チームとしては、A千葉はトランジションが早いチームなので、まずはしっかりトランジションを止めること。
そしてしっかりリバウンドを取りきること。ルーズボールを自分たちのものにするというのがキーになってくる。
球際の部分で勝敗を分けることになると思うので徹底して準備していきたい。

昨シーズンプレーを出来なかった中、今シーズンはチャンスをいただけた。
ラストチャンス。夢で終わらせないようにしたい。

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