能登半島地震と豪雨災害への災害支援金 117,598円を日本財団へ寄付
熊本ヴォルターズは、2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」と2024年9月に発生した「令和6年奥能登豪雨」への募金活動を実施し、合計 117,598円 を「災害支援金」としてBリーグを通じて日本財団に寄付しました。
募金活動は、10月23日(水)に開催された益城町(2016年熊本地震の震源地)での公式戦で実施。
試合後には熊本ヴォルターズの選手と、対戦相手の愛媛オレンジバイキングスの選手(熊本地震発生時やその後ヴォルターズに所属していたヘッドコーチ、選手、スタッフ)、ゲスト出演していただいた前園真聖さんが募金箱の前に立ち、参加を呼びかけました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
復興への想い
熊本ヴォルターズは2016年の熊本地震の際、全国から多くのご支援と力をいただきました。熊本地震の苦境を経験したクラブの背景や想いがあり、熊本ヴォルターズではホームゲームやイベントを通して、能登半島地震や豪雨災害、台湾地震など、各地で起こっている災害からの復興のための活動を微力ながら続けています。
今回は、熊本地震の震源地であり当時のヴォルターズの本拠地、益城町でのホームゲーム。
クラブでは、益城町からヴォルターズが復興や防災のメッセージを発信することが大切と考え、実施しました。
▲現在の益城町総合体育館
▲熊本地震発生直後の益城町総合体育館
熊本もまだ復興の途中ですが、試合を通じて熊本に少しでも活力を生むとともに、能登半島地震・豪雨災害からの復興に少しでも力になれるよう活動していきます。
熊本地震の記憶を繋ぐ
熊本ヴォルターズでは、 2016年に益城町を震源として発生した「熊本地震」と、地震発生前後の熊本ヴォルターズと益城町の歴史について、選手やスタッフに語り継ぐ機会を毎年設けています。2016年当時、熊本ヴォルターズが本拠地として活動をしていた益城町。その町が震源地となった熊本地震がヴォルターズにとってどのようなものだったか。復興活動を積極的に行った当時のヴォルターズや選手達やクラブそのものが、益城町にとってどんな存在で、これから何をすべきか。
選手やスタッフが変わっても、変わらないクラブの歴史として継承していきます。
そして今シーズンも年に一度の益城町での公式戦を前に、熊本地震を学ぶ機会を設け、キャプテンの本村亮輔選手や熊本出身の澤邉圭太選手、今シーズンからヴォルターズに加わった新加入選手が参加しました。
▲熊本地震当時の状況を学ぶヴォルターズの選手達
▲本村亮輔選手、澤邉圭太選手、田中力選手、山田安斗夢選手、野口侑真選手 が参加
また、ホームゲーム当日は、熊本地震直後にテレビ番組を通じて熊本地震の取材を続けていた元サッカー選手の前園真聖さんがゲストとして8年ぶりに益城町総合体育館に来場。
ハーフタイムショーでは、当時、益城町総合体育館の隣のテニスコートで青空バスケットボール教室で共に汗を流した子ども達と再会しました。
当時のヴォルターズの選手と前園真聖さんと参加した地元の子ども達
2024年10月23日のホームゲームのハーフタイムで再会