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西井辰朗ゼネラルマネージャー 退任のお知らせ

いつもクラブへ温かいご声援をいただきありがとうございます。

熊本ヴォルターズでは、取締役社長兼ゼネラルマネージャー(以下、GM)の西井辰朗が、GMを退任することとなりましたのでお知らせします。
今後、西井は取締役社長としての職務に専念し、B1昇格を見据えた強固な会社体制の構築、およびクラブ理念達成のために邁進してまいります。

今後のチーム体制としましては、HC、GM、AGMを中心とした「強化・編成部」を新たに立ち上げ、シーズンを通じて積極的な補強やリクルートを行える体制を取ってまいります。
GM職務であるチーム運営、編成の役割については、当面の間はドナルド・ベックHC、徳永AGMが担い、チームを始動させていく予定です。

今後とも熊本ヴォルターズへ、熱いご声援を宜しくお願いいたします。

 

西井辰朗 プロフィール



■プロフィール
生年月日:1980年10月14日
出身地:熊本県

 

西井辰朗 取締役社長 コメント

日頃より熊本ヴォルターズへの温かいご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。

熊本バスケットボール株式会社における年度末ということもあり、この度、皆様へのご報告がございます。
来季に向けて、熊本ヴォルターズトップチームの編成を大筋で終えたところで、私事ではございますが、本日付けで熊本ヴォルターズのGM職を退任し、社長業に専念することとなりました。

クラブ創設時より8年間。限られた資源の中ではありましたが、初年度から一貫して「選手が成長出来る環境づくり」に努めて参りました。
今後のチーム体制としては、熊本ヴォルターズのチームづくりの礎を引き継いでもらい、新たに「強化・編成部」を立ち上げて、HC、GM、AGMでシーズン中も積極的に補強やリクルートに動いていける体制をつくります。

私がお声掛けをして熊本ヴォルターズに加入頂いた選手の中には、
学生の頃に日の目を浴びて来なかった選手。
熊本に来て成長をし、B1チームに移籍した選手。
活躍が認められて代表選手にまでなった選手。
中には、プレータイムを勝ち取るまでに至らず悔しい思いをした選手もいましたが、
常に生え抜きの選手や、プロ歴2、3年目の選手がチームの主力として活躍してくれたことは、私の誇りでした。

またこれまでに、たくさんの選手、スタッフとの出会いや別れがありました。
B1昇格を目指すことと、補強をしていくことは、常に出会いと別れを繰り返す作業であり、気持ちの整理が難しく悩みに明け暮れるポジションでした。
これまで熊本のために、共に力を尽くしてくれた選手、スタッフには感謝の気持ちしかありません。
この場をお借りして、心からの感謝を申し上げます。熊本ヴォルターズの歴史を共に築いていただき、本当にありがとうございました。
これからは社長としての立場から、チームを最大限にサポートしていきます。

今季はコロナ禍の影響もあり、社長として経営を最優先させることに舵を切らざるを得ませんでした。
GMとしては予算縮小や思うような成績が達成出来ないことにより、選手、スタッフの苦しんでいる姿を見ることが胸の痛いシーズンでした。
しかしながら、今季の苦しい状況を多くの皆様のご支援により乗り超えられたことにより、今季の黒字化も見えており、増資も実行することができましたので、来季に向けての闘う体制は整いました。

来季は「B1への過去最大の挑戦」との位置付けで、これまでになかったチームへの最大限の投資と、フロントスタッフの待遇改善・増員増強を図っております。
これまでの積み上げてきた計画の作り方から、「B1のステージで戦えるために何がどれだけ必要か」を逆算して計画を組みました。
B1加入後、更には2026年の「新B1」に向けて、強固な体制をフロント、チーム共に築いて参ります。

改めまして、これまで、GMとしての私に対してご支援頂きました皆様、熊本ヴォルターズで共に戦ってくれた選手・スタッフに心からの感謝を申し上げます。
これからは「GMを経験したことのある社長」として、誰よりもチームのことを理解している強みを活かして、自分自身もB1に相応しい社長に成長出来るよう、日々、精進して参ります。
引き続き、熊本ヴォルターズへの温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。

2021年6月30日
西井辰朗