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2021/10/16(土)第3節 佐賀戦GAME1 試合レポート

2021/10/16(土) 第3節 vs佐賀バルーナーズ
@熊本県立総合体育館


2021-22シーズン九州ダービー初戦。
出だしから両チームともアグレッシブなディフェンスを仕掛け、15回にわたってリードチェンジを繰り返す譲らぬ展開となりました。

序盤からハードなディフェンスでぶつかられ、数回ターンオーバーから失点。
トランジションディフェンスの隙を突かれたファストブレイクで相手に流れを持ち込まれそうな場面がありつつも、LJ・ピーク選手の得点やベンジャミン・ローソン選手のリバウンドなどで応戦。33-33の同点で前半を折り返します。

続く3Q初めに#30古野拓巳選手がファウルトラブルに追い込まれると、#24佐々木隆成選手が司令塔としてゲームを展開します。
1~2点を追いかける我慢の時間帯が続きますが、3Q残り2:42、佐々木選手のドライブレイアップでリードを奪い返しました。

1点リードで迎えた4Qは、コート上の#5磯野寛晃選手、#12木田貴明選手らを筆頭に、激しさを失わないディフェンスから相手のターンオーバーを誘発。
重ねてLJ・ピーク選手の得点が光り、76-72で接戦を制しました。

熊本 76-72 佐賀
19[1Q]16
14[2Q]17
25[3Q]24
18[4Q]15

 
 
 

スターティング5



#8 LJ・ピーク
#12 木田貴明
#14 本村亮輔
#30 古野拓巳
#34 ベンジャミン・ローソン

 

試合後コメント

■ドナルド・ベックHC



チームにも試合後に伝えたのですが、終始ハードにプレーできたことは非常に良かったと思います。


しかしながら、熊本がリングにアタックしていた時にはなかなか笛が鳴らず、逆に相手が同じシチュエーションになった時にはファウルがコールがされているような印象を受けた場面もありました

途中からは歯医者に行くような(ハラハラした)気持ちになりましたが、ジャッジの基準に対しては、自分自身慣れていかなければいけない課題だと感じています。

今日は、リバウンドはとても良くできていたと思います。

チーム全体としてのフィールドゴール、フリースローのシュート確率は受け入れ難いような数字だったので、ここに関しては、アグレッシブなディフェンスの中でも決め切れるようになるために、また練習から積み重ねていきたいと思います。


■#8 LJ・ピーク選手


まずは、チームとしてプレーできたのが良かったです。

選手みんながステップアップしていて、しばらく離脱するジョーダン選手のためにも、全員が頑張った結果だと思います。

●本日の40得点に対して
いつも通り、チームが必要としていることを何でもやったまでです。

●38:52のプレータイムで、疲労感についてはどうか
今のところ大丈夫です。家に帰って、おいしい食事をとって、明日に備えて休みます。
そうすれば、明日もきっと大丈夫なはずです。

●苦しい時間帯、木田選手、磯野選手、佐々木選手の奮闘があったと思うが?
みんな素晴らしい選手たちで、素晴らしいプレーでした。明日もアグレッシブにゴールを狙っていって欲しいです。  
 
 
■#24 佐々木隆成選手


今日は何度か10点差に広げられるチャンスがあったのですが、そこでターンオーバーをしてしまうなど、自分たちから崩れて接戦になってしまったのかなという印象です。
自分たちのバスケットを遂行できれば、もう少し楽に勝てる試合だったと感じます。

●古野選手がファウルトラブルに追い込まれた中、司令塔としての出場時間が長かったが?
まだ本格的にPGをやり始めて5試合目なので、試合を重ねるごとに良くしていければ良いなと思います。

試合中にタイムアウトで帰ったときは古野選手がアドバイスをくれたりしていますし、こういったBリーグで長くPGを務めている選手のアドバイスを聞きながら、また自分でも聞きに行きながら、探り探りやっていきたいです。

また今年は得点を取ることより、いかにチームの流れを変えられるか、というところに重点を置いており、 ディフェンスを頑張って、流れを作って、チームに良い循環をもたらせたら、というマインドで毎試合やっています。
そこに関しては、今日は序盤に交代で入ってからディフェンスを頑張れたので、今後もそういったプレーからチームの助けになれたら良いなと思います。


■#30 古野拓巳選手


今週は特にガルシア選手の対策をしてきて、そこに対して良いディフェンスはできていたと思います。
ファウルに対しても明日しっかり対策して、フリースローを与えないようにしていきたいです。

個人的には、今日はファウルがかさんでしまったのですが、佐々木選手が最後までしっかりゲームを締めてくれました。 彼自身もとても良い経験になったのではないかと思います。
あとはやはり、ピーク選手の躍動も大きな勝因です。

ただ、ジョーダン選手の離脱期間にこのまま負担をかけ続けてしまうと、彼自身のパフォーマンスも落ちてしまうと思います。
これから強豪クラブとの対戦も控えているので、日本人選手も得点、リバウンドの部分で彼を助けてあげられるような展開を作っていく必要があると思います。

とはいえ、初戦で勝ち切れたのはすごく良いことです。 前節は2日目で負けてしまったので、明日しっかり2連勝して、良い流れで次節に繋げたいと思います。