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B2プレーオフへ向けてと来季チームスタッフ編成についての記者会見

いつも熊本ヴォルターズを熱く応援いただきありがとうございます。
熊本ヴォルターズでは5/3(火)、今週末から始まりますB2プレーオフへ向けてと、来シーズン2022-23シーズンのチームスタッフの編成に関する記者会見を行いましたので、就任のコメントと合わせて、お知らせいたします。

出席者

  • ・ドナルド・ベックヘッドコーチ
  • ・遠山向人アシスタントコーチ
  • ・徳永隆聖アシスタントゼラルマネージャー

ドナルド・ベック氏 コメント

私が熊本に来てからの1シーズン、ファンの皆さまのサポートには大変感謝しています。特に直近5~6試合の会場の雰囲気は素晴らしく、チームの力になっているのは明白です。
今回なぜこういった(GM兼HCという)道を選んだのかというと、いまクラブが抱えている問題を解決するために一番合理的な解決法だと思ったからです。 またなぜこの時期の発表だったかというのは、プレーオフに向けてと、来季のリクルートを進めていく上で重要だったためです。

遠山コーチ、徳永AGMのサポートを受けながら、これからクラブがより良い形で成功していくために全力を尽くしたいと思います。

【ドナルド・ベック氏 2022-23シーズン ヘッドコーチ契約継続およびゼネラルマネージャー就任のお知らせ】

遠山向人氏 コメント

来シーズンもヴォルターズで働く機会をくださいましたコーチベック、徳永アシスタントゼネラルマネージャー、関係者各位の皆様には心から感謝申し上げます。
今シーズン、ヴォルターズで働かせていただき、皆様のチームへの愛と熱量には大きな感銘を受け、熊本のポテンシャルの高さ、ヴォルターズの魅力を強く実感しております。

チーム・クラブの更なる躍進の為、そしてヴォルターズを通じて皆様へ感動や豊かさ、スポーツの持つ心が動く美しさを届けられるよう来シーズンも尽力いたします。
大好きなヴォルターズレッドの皆さん、来シーズンもよろしくお願いいたします。

 【遠山向人氏 2022-23シーズン アソシエイトヘッドコーチ兼アシスタントゼネラルマネージャー就任のお知らせ】

徳永隆聖氏 コメント

いつも熊本ヴォルターズへのご支援、ご声援ありがとうございます。
2022-23シーズンも熊本ヴォルターズでアシスタントゼネラルマネージャーを務めさせて頂きます、徳永です。
リリースがありました通り、来季はベックHC兼GM、遠山アソシエイトHC兼AGMと共に新体制で戦っていくシーズンになります。クラブ、ベックコーチが目指すものを 実現できるように全力を尽くして参ります。
そして何よりファンの皆様とパートナー企業様、我々を取り巻く全ての方々に愛され、応援したいと思って頂ける為にも チームを全力でサポートしていきます。

これからも熱いご支援、ご声援をよろしくお願いいたします!

【徳永隆聖氏 2022-23シーズン アシスタントゼネラルマネージャー契約継続のお知らせ】

記者会見全文

ベック氏:お越しいただきありがとうございます。
今シーズン熊本に来て、熊本ヴォルターズという組織と一緒に働き、選手と共に1シーズン過ごしてきて、非常に楽しんでやってこられたシーズンでした。総括すると、今シーズンについてはポジティブな印象を受けていて、若い日本人選手と一緒にやってこられたことはすごく楽しく、関わってくれた外国籍選手ともいいシーズンを送れていると思います。コロナ禍ということと、今季けが人が出た状況を考えると、色んな困難がありましたが、チームとして乗り越えて成長できていることを考えると、ポジティブな印象を持っています。

また、プレーオフに出場できたことはうれしい達成です。ただコロナで試合が中止になっていなかったら、西地区1位の可能性もあったので、(試合消滅等がなく)完全なシーズンを送れていたらよかったなと思う点もあります。 プレーオフに出場する8チーム全てが凄くいいチームなので、どのチームが勝ってもおかしくない競争率の高いゲームになってくると思います。その中で、ファンの皆さんの会場でのサポートは、本当に言葉に表せないくらい素晴らしく、初戦をみなさんの前で出来ることを非常に楽しみにしています。

2、3週間前にクラブで起こった案件の後、何かを埋めなければいけないことは明らかで、その状況の中、新体制を考えるうえで、ゼネラルマネージャーを始めとする新しいチームの代表をどんな形で埋めるのが良いのかを考えた時、今回発表する体制が一番スムーズで、かつ合理的な方法だと考えました。



来季から導入したい体制についてです。
自分が、ヘッドコーチとゼネラルマネージャーを兼任致します。

徳永氏が来季も引き続き、アシスタントゼネラルマネージャーとして日常の管理などをします。何年もヴォルターズに携わってきた一員であり、今季もいい仕事をしてくれていて、来季も一緒のチームで働けることを嬉しく思います。

そして、来季の体制をうまく機能させるために非常に重要なポジションに、遠山氏がアソシエイトヘッドコーチとアシスタントゼネラルマネージャーとしてチームに携わってくれることになりました。

バスケットにまつわる意思の決定は、グループとして3人でやって行きます。自分がGMですが、AGM2人のインプットも取りいれながら、意思決定をしていきたいと思います。 自分と遠山氏のヨーロッパや日本での経験が生かされることと思うので、決して財務上の都合ではなく、バスケットに関わる部分でベストな決定をしていくためにこのような体制になりました。


遠山氏:本日はありがとうございます。来季からアソシエイトヘッドコーチ、兼アシスタントゼネラルマネージャーという形でチームに携わることになりました。
HCから必要とされたり、クラブからも大きな配慮を頂いたり、必要とされている姿勢を見せて頂き、本当に幸せだと思っています。
またHCから話があったように、熊本という土地、そしてヴォルターズというチームは、これまで私自身たくさんのチームに携わってきた中で、すごくポテンシャルにあふれている土地、チームだと思っているので、熊本とヴォルターズの為に、もっと大きないい仕事をしたいと思っています。
何よりもヴォルターズのファンは、本当にチームに対しての愛が大きくて、僕もヴォルターズのブースターの事が大好きなので、大好きな皆さんの為に、来シーズンもっと頑張って働いていけたらと思います。



自分のキャリアの話しをするのはあまり好きではありませんが、HCから話してくれとオファーがあったので話させてもらうと、これまで滋賀でHCをさせていただいた経験、また名古屋でアソシエイトHCの仕事、昨シーズンは琉球でACの仕事をして、B1のチームでの経験をさせていただきました。チャンピオンシップには過去4年で連続行っているので、そこでの経験が少しでもチームに良い影響をもたらせたらと思っています。自分が今までしてきた経験を、少しでもプレーオフや来季のヴォルターズのために使っていけたらと思っています。



ベック氏:自分が熊本に来た大きな理由の一つは、B2からB1に昇格するチャレンジが魅力的に感じたことです。
日本やヨーロッパのリーグでの経験の中で、シーズンの途中からHCとして携わった経験があったり、成功したクラブに携わってきた経験もあったりする中で、熊本はポテンシャルが高いチームだと感じています。これまでの経験を活かして、チャレンジをしたいと思って熊本に来ました。

ドイツで14年間コーチをしましたが、9年間トリオのチームにいた時のことです。
10万人くらいの人口の地域で、低い予算のチームでしたが、選手のハードワーク、地方自治体のサポートもあって、トップ4にいく経験を4回、ドイツカップでの優勝を2回経験しました。 ゴールデンバーグには5年間いましたが、加入当初は下位の成績だったにも関わらず、毎年プレーオフに行けるチームになったのと、練習場と3,000人収容できるアリーナを建てたことです。決して大きくはないクラブが次のステップに成長していった経験を、ヴォルターズのために活かしたいと思っています。



いいクラブになる為には、いい選手・タレントと、いいコーチングスタッフ、いいマネジメントが必要だと思っています。そして4つ目は予算で、その4つがあると、成功する可能性が高くなると思います。

バスケ以外の面で成功の為に大事なことは、1つ目が地方自治体のサポート、2つ目が地域の協力、3つ目がファンのみなさんのサポートです。特に熊本のような地域では、この3つが成功するために必須で一番重要な要素だと思っています。日本のいい成功例は千葉と宇都宮と琉球で、この3つを受けながらクラブとして成長していると感じています。

次に、(GMや社長など)代表かつ空いているポジションをうめることが必要になる訳ですが、先ほど話した要素をしっかりと体現できるような素晴らしいリーダーが次のステップに進むために必要だと考えています。
スポーツにおいても、人生においても、何も約束されたことはありません。しかし、ヴォルターズのバスケットを前進させるために今の選手たちはハードワークしていますし、僕たち3人も、次のステージ・B1に向けてやれることはやりたいと思っています。

Q、なぜ就任の発表がこのタイミングになったのですか?
ベック氏:この時期になると、どのチームも来季の選手を決めていく段階にあって、現段階で3人が新たな体制で残ることが選手にも伝わるように、また選手に快適な環境を提供できるよう来季の事に取り組んでいくために、この時期の発表になりました。

Q、来季のリクルートは、進めているのですか?
ベック氏:リクルートはいつどんな時でもチームがレベルアップしていくために行うようにしていて、在籍選手や、新しい選手のリクルートはもちろんしています。

Q、来季はどんなチームにしていきたいですか?
ベック氏:一番はハードワークができる素晴らしい人間性を持っている選手をおきたいと思っています。日本人選手は若手中心のチームになると思いますし、外国籍選手は、成功するためにハードワークできる人間性のある選手を構築していきたいと思っています。